ものもらいの写真・画像

ものもらいの治し方から原因・症状・切開手術まで


突然まぶたにできる "ものもらい"
あなたも一度は出来たことがあるのではないでしょうか?

当サイトではものもらいの原因・症状から治し方(治療法)、子供、赤ちゃんのものもらい、眼帯は必要なのか?うつるのか?など、様々な疑問についてもわかりやすく解説しています。

また、ものもらいに効く目薬や塗り薬についても説明していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。





ものもらい(麦粒腫)とは?

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、俗に言うところの「ものもらい」は、瞼(まぶた)の分泌腺に黄色ブドウ球菌が感染して化膿した状態で、「めばちこ」「めんぼ」と呼ばれることもあります。

化膿性霰粒腫(かのうせいさんりゅうしゅ)、霰粒腫(さんりゅうしゅ)も、ものもらいと呼ばれる病気だと言われています。

ものもらい(麦粒腫)とは?

ものもらいの原因

「ものもらい」は俗名ですが、これには、

「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」
「化膿性霰粒腫」


上記3つが挙げられ、それぞれ発症する原因が異なります。

ものもらいの原因

ものもらいの症状

◆麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

・初期に軽い痛みと腫れが出ます。(痛みがひどくなることもある)
・また、まつげの根元に白っぽい膿が見られます。

◆霰粒腫(さんりゅうしゅ)

・こりこりとしたしこりが出て(出ない場合もある)、まぶたを開けられなくなることがある
・軽い痛みが出る(出ない場合もある)
・化膿したら痛みが出る
・まぶたが赤くなることがある
・マイボーム腺(皮脂腺)の開口部が白くなることがある、これが出てくる場合もある

◆化膿性霰粒腫(かのうせいさんりゅうしゅ)

・ものもらいが出来た時に強い痛みを感じる
・まぶたを開けづらくなることがある
・まぶたが赤くなることがある

ものもらいの症状

ものもらいの治療法(治し方)

ものもらいは、

・「めばちこ」「めんぼ」とも呼ばれる 『麦粒腫』、
・マイボーム腺が詰まって肉芽もできてしまう 『霰粒腫』、
・霰粒腫とできる過程がほぼ同一の 『化膿性霰粒腫』

上記の3つがあります。
※一般的に言われているものもらいは、麦粒腫を指しています。

では、それぞれの治療法について見ていきましょう。

ものもらいの治療法(治し方)

目薬でものもらいを治す

・目やにが出る
・目がごろごろする
・目が赤い
・瞼(まぶた)の裏が炎症を起こして痛い


こんな症状が出たら、目薬をさしてみましょう。
ものもらいを治す目薬が販売されています。

しかし、目薬は第2類薬品に分類されますから、薬剤師がいる薬局で購入する必要があります。

ロート抗菌目薬EX (ロート製薬)
 生後4ヶ月の乳児にも使用できます。
 サルファ剤、ビタミンE配合です。

抗菌アイリスα 18本 (大正製薬)
 一回使い切りタイプです。

マリンアイ抗菌S 10ml (佐賀製薬)
 タウリン配合。防腐剤は含まれていません。

新サルファグリチルアイリス 14ml (大正製薬)
 ものもらいの発症のプロセスに合わせて開発された目薬です。

マイティア 抗菌目薬 15ml (武田薬品工業)
 持続性サルファ剤を配合しています。

スマリン抗菌 10ml (エスエス製薬)
 炎症を抑えるグリチルリチン酸ニカリウムと抗菌作用があるスルファメトキサゾールが配合されています。 

サンテ抗菌新目薬 12ml (参天製薬)
 持続性サルファ剤が配合されています。

ノアールワンSG 15本 (佐藤製薬)
 一回使い切りタイプで、防腐剤は配合されていません。

目薬でものもらいを治す

ものもらいに効く塗り薬(軟膏)

軟膏(塗り薬)を使用してものもらいを治療する場合もあり、その場合は抗生物質や抗炎症剤の薬を使用しますが、どんな処方の仕方をするかは医師によって異なります。

【ものもらいの治療によく使われる塗り薬(軟膏)】

オフロキシン眼軟膏0.3% (抗菌剤)
タリビッド眼軟膏0.3%

ものもらいに効く塗り薬

ものもらいの切開手術費用

目薬(点眼薬)や塗り薬を使ってものもらいの治療をしても改善しない場合には、切開して膿を取り出すなど「手術」を行います。

さて、手術をして症状を一刻も早く改善したいのは山々なのですが、手術にかかる費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?

病院によってものもらいの治療法が違ったり、自己負担の薬を使用する場合もあるので、どこの病院へ行っても治療費が同じになる訳ではありませんが、初診の日に手術まで行えば、3割負担で一万円かからない程度の費用で済むことが大半です。

ものもらいの切開手術費用

ものもらいはうつるの?

ものもらいの原因は細菌です。
ですから、人から人に感染することはまずありません。

ものもらいの原因になる細菌は黄色ブドウ球菌という、人間であれば粘膜や皮膚に誰でも持っている常在菌です。

ですから、親御さんから赤ちゃんにうつることもありませんし、学校のクラスメートや職場の同僚からものもらいをうつされることもありません。

ものもらいの原因はウイルスではないことを覚えておいてくださいね。

ものもらいはうつるの?

ものもらいに眼帯は必要?

ものもらいに眼帯は必要ありません。

眼帯を着ける事によって細菌が繁殖しやすくなりますし、車の運転をするのであれば両眼視ができなくなるので危険です。

また、ものもらいは人から人に感染しませんから第三者への配慮も必要ありません。

ものもらいに眼帯は必要?

赤ちゃんも、ものもらいになるの?

赤ちゃんもものもらいになります。

大人であれば化膿しても切開して膿を出すこともできますが、赤ちゃんの場合はそうもいきません。
ですから、症状に気づいた時点で病院へ連れていってあげるようにしてください。

赤ちゃんも、ものもらいになるの?



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