ものもらいの写真・画像

ものもらいの原因


「ものもらい」は俗名ですが、これには、

「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」
「化膿性霰粒腫」


上記3つが挙げられ、それぞれ発症する原因が異なります。





「麦粒腫」の原因

黄色ブドウ球菌など細菌による感染が麦粒腫の原因です。
麦粒腫は更に「外麦粒腫」と「内麦粒腫」の二つに分けられます。


外麦粒腫
 まつ毛の毛根または汗腺に細菌感染した場合

内麦粒腫
 マイボーム腺が細菌感染した場合


※マイボーム腺(瞼板腺(けんばんせん)とは?

瞼(まぶた)の縁にある皮脂腺を指します。
マイボーム腺から出る皮脂と涙腺から出る涙液が混ざり合って目の表面を保護しています。
マイボーム腺は上のまぶたにおよそ50本あり、下のまぶたにはその半分およそ25本存在しています。

「化膿性霰粒腫」の原因

ものもらいの一種である霰粒腫(さんりゅうしゅ)が出来ている途中に、皮脂腺であるマイボーム腺が詰まり、細菌感染を起こしてしまう病気です。

※霰粒腫(さんりゅうしゅ)と判別する手段はありません。

「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」の原因

マイボーム腺が詰まってしまうと、マイボーム腺の中に溜まっている油分がマイボーム腺を圧迫します。
これが原因で炎症が起こり肉芽となったものを霰粒腫(さんりゅうしゅ)と言います。

どのものもらいも、で治癒できなければ手術になります。
早期の治療が大切です。



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